古くなった家をリフォームしてきれいにしようとして後悔してしまうことがあります。
どういった失敗かというと、家の強度を著しく落としてしまうといったものです。
古い家屋の場合、大工がきちんと建てている家である場合があります。
見た目に古くなっても、抜いてはいけない柱や家の強度を保つのに必要な柱があります。
リフォーム業者の中には、水周りやフローリングといった各箇所の専門家はいても、家全体の強度について知識を持たない人が監督役を行っていることがあります。
結果として、それまでなんともなかった壁の傾きやドアの立て付けが悪くなるというような状況になり、後悔するはめになることがあります。
業者に頼む時には部分的なリフォームであっても、柱や壁を抜く時には大工がいるかどうか、家の強度に問題はないのか、ということを確認しましょう。
現場責任者となる大工さんの見立てについてはどれくらい経験があるのか、というところが重要です。
事前にリフォーム業者へ確認したり、近隣で建てた家があるかどうかといったことを調べたりしておきましょう。
住宅のリフォームにてコストダウンを図ると失敗するリスクが増大します。
費用を抑える為に諦めたが実際に住んでみると付けておいた方が良かったといった失敗談が多くあります。
予算をケチってリフォームを失敗したトップ3をご紹介致します。
まずは、キッチンのリフォームですが、カウンターの大きさやガスコンロ、換気扇を妥協すると日々の家事と直結している事から大変不便となります。
キッチンカウンターは、材質によっては、色の変化や染みが目立ちます。
キッチンは、機能面をはじめ出来るだけグレードの高い物を選ぶと良いです。
洗面所も同様で費用を抑え過ぎるとドレッサーのボウルが小さく蛇口から出る水が跳ねるデメリットが生じます。
最後にフローリングも予算を抑えると全体的に安っぽくなってしまいます。
また、フローリングの耐久性が弱く長持ちしません。
以上、住宅のリフォームにおいてケチってコストを抑え過ぎると失敗に繋がります。
重要な部分については、コストダウンしない事を推奨します。
2024/10/7 更新